富士宮市議会 > 1998-02-25 >
02月25日-01号

  • "水道事業給水条例"(/)
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  1. 富士宮市議会 1998-02-25
    02月25日-01号


    取得元: 富士宮市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-01-03
    平成10年  2月 定例会(第1回)                    平 成 10 年                 富士宮市議会2月定例会会議録                     第 1 号                 平成10年2月25日(水曜日)                                       1.議事日程(第1号)             平成10年2月25日(水)午前9時 開会  日程第1 会議録署名議員の指名について  日程第2 会期の決定について  日程第3 議請第1号 国保税の引上げに反対し、引き下げを求める請願書  日程第4 陳情について  日程第5 報第 1号 損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告について  日程第6 報第 2号 損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告について  日程第7 報第 3号 富士宮市土地開発公社の平成10年度事業計画の報告について  日程第8 報第 4号 財団法人富士宮市振興公社の平成10年度事業計画の報告につ             いて  日程第9 議第 1号 富士宮市税条例の一部を改正する条例制定について  日程第10 議第 2号 富士宮市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定につ             いて  日程第11 議第 3号 富士宮市乳児医療費助成金支給条例の一部を改正する条例制             定について  日程第12 議第 4号 富士宮市保育所入所措置条例の一部を改正する条例制定につ             いて  日程第13 議第 5号 富士宮市立保育所の設置及び管理に関する条例の一部を改正             する条例制定について  日程第14 議第 6号 富士宮市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条             例制定について  日程第15 議第 7号 富士宮市水道事業給水条例の一部を改正する条例制定につい             て  日程第16 議第 8号 岳南広域都市計画富士宮下水道事業受益者負担に関する条例             の一部を改正する条例制定について  日程第17 議第 9号 富士宮星山住宅団地等下水処理場の設置及び管理に関する             条例の一部を改正する条例制定について  日程第18 議第10号 富士宮市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例             制定について  日程第19 議第11号 富士宮市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に             関する条例の一部を改正する条例制定について  日程第20 議第12号 富士宮市職員の共済制度に関する条例の一部を改正する条例             制定について  日程第21 議第13号 富士宮市スポーツ広場条例制定について  日程第22 議第14号 富士宮市富士山天母湯条例制定について  日程第23 議第15号 (仮称)清掃センター余熱利用施設建設工事(建築工事)請             負契約の変更について  日程第24 議第16号 市道路線の認定について  日程第25 議第17号 市道路線の廃止について  日程第26 議第18号 富士宮市営団体営土地改良事業の経費の賦課の基準並びにそ             の徴収の時期及び方法の決定について  日程第27 議第19号 静岡県営土地改良事業の分担金の徴収の時期及び方法の決定             について  日程第28 議第20号 平成9年度富士宮市一般会計補正予算(第5号)  日程第29 議第21号 平成9年度富士宮市北山財産区特別会計補正予算(第1号)  日程第30 議第22号 平成9年度富士宮市国民健康保険事業特別会計補正予算(第             3号)  日程第31 議第23号 平成9年度富士宮市上井出区財産区特別会計補正予算(第1             号)  日程第32 議第24号 平成9年度富士宮市土地取得特別会計補正予算(第1号)  日程第33 議第25号 平成9年度富士宮市猪之頭区財産区特別会計補正予算(第1             号)  日程第34 議第26号 平成9年度富士宮市老人保健特別会計補正予算(第1号)  日程第35 議第27号 平成9年度富士宮市下水道事業特別会計補正予算(第4号)  日程第36 議第28号 平成9年度富士宮市根原区財産区特別会計補正予算(第1号)  日程第37 議第29号 平成9年度富士宮市水道事業会計補正予算(第4号)  日程第38 議第30号 平成9年度富士宮市病院事業会計補正予算(第2号)                                       2.本日の会議に付した事件  議事日程(第1号)に同じ                                       3.出席議員(23名)      1番  佐 野 守 茂 君        2番  佐 野 清 明 君      3番  手 島 皓 二 君        4番  望 月 光 雄 君      5番  古 川 日出男 君        6番  笠 井 賢 一 君      7番  望 月 孝 一 君        8番  日 原 貞 二 君      9番  須 藤 秀 忠 君       10番  伊 藤 高 雄 君     11番  小 室 直 義 君       12番  土 谷 虎 雄 君     13番  渡 辺 利 光 君       14番  石 川 昭 夫 君     15番  佐 野 堯 春 君       16番  太 田 美 好 君     18番  朝 日   昇 君       19番  塩 川 賢 継 君     20番  河原崎 澄 雄 君       21番  上 杉 義 正 君     22番  芝 田 静 雄 君       23番  遠 藤   正 君     24番  赤 池 賢 治 君                                       4.事務局職員出席者(7名)  事務局長    大 塚   輝 君    事務次長    勝 又   肇 君  主幹兼                  主幹兼   議事係長    佐 野 孝 則 君    庶務調査係長  太 田 精 一 君  主任主査    望 月   斉 君    主    査  古 郡 和 明 君  主    査  佐 野 史 俊 君                                       5.説明のための出席者(75名)  市    長  渡 辺   紀 君    助    役  中 村 伸 介 君  助    役  中 島   孝 君    収入役     上 杉 六 郎 君  市立病院長   中 島 正 二 君    秘書室長    渡 辺 紀久男 君  企画部長    高 野 秀 久 君    財政部長    田 中   洋 君                       福祉部長兼   市民部長    塩 川   明 君    福祉事務所長  前 嶋 範 由 君  経済部長    佐 野 文 紀 君    建設部長    加 茂 恒 雄 君  建設部次長兼  下水道課長   稲 葉   豊 君    都市整備部長  佐 藤   寛 君  工事監室技監               市立病院  兼工事監室長  高 野   喬 君    事務部長    秋 山 武 士 君  水道部長    石 川   弘 君    技術吏員    四 條 洋 成 君  企画部参事兼               企画部参事兼  行政課長    佐 野 洪 二 君    企画調整課長  塩 川 哲 章 君  財政部参事兼               福祉部参事兼  納税課長    竹 川 康 夫 君    福祉課長    持 田   貢 君  経済部参事兼               経済部参事兼  農政畜産課長  若 林 英 雄 君    工業労政課長  市 瀬 征 英 君                       都市整備部  建設部参事兼               参事兼  管理課長    高 野 博 之 君    都市計画課長  遠 藤 岩 男 君  人事課長    斉 藤 秀 実 君    情報管理課長  後 藤 成 夫 君  財政課長    遠 藤   晃 君    管財課長    石 川   修 君  市民税課長   佐 野 俊 一 君    資産税課長   井 出 政 久 君  市民生活課長  松 村 克 彦 君    防災交通課長  富 士 眞一郎 君  市民課長    望 月 三千夫 君    環境保全課長  戸 嶋 光 璋 君  北山出張所長  石 川 武 光 君    上野出張所長  望 月 初 巳 君  上井出  出張所長    井 出 一 男 君    白糸出張所長  渡 井   實 君  児童課長    山 口 源 藏 君    保険年金課長  成 瀬 正 光 君  保健センター  所    長  望 月 俊 男 君    長生園長    平 野 好 勝 君  林政土地  改良課長    清   義 治 君    商業観光課長  太田川 勝 俊 君  道路課長    有 賀 文 彦 君    河川課長    森 井   昇 君  市街地整備  課    長  鈴 木 秀 雄 君    建築指導課長  望 月 克 己 君  水とみどりの               市立病院  課    長  大久保 公 雄 君    庶務課長    伊 藤 博 信 君  市立病院  医事課長    石 川 俊 秋 君    出納室長    中 塚 知加良 君  業務課長    木 本 喜 盈 君    工務課長    斉 藤 清 和 君  教育長     藤 井 國 利 君    教育次長    石 川   猛 君  庶務課長    山 田 好 一 君    学校教育課長  高 橋 文 男 君  学校教育課  参    事  加 藤 武 男 君    生涯学習課長  鈴 木 治 彦 君  勤労青少年  ホーム館長  兼児童館長   佐 野 忠 良 君    文化課長    佐 野 利 男 君  文化課参事   清 水 敏 靖 君    社会体育課長  佐 野 征 宏 君  社会体育課               社会体育課  参    事  佐 野 紀 久 君    参    事  寺 田 佳 正 君  学校給食  センター所長  土 井 英 利 君    中央図書館長  丸 山 博 忠 君  西富士  図書館長    大 橋   謙 君    中央公民館長  松 井 健 二 君  選挙管理委員               監査委員  会事務局長   佐 野 洪 二 君    事務局長    野 村 静 夫 君  農業委員会  事務局長    太 田 和 雄 君                                                                            午前9時00分開会 ○議長(赤池賢治議員) 皆さん、おはようございます。早朝から御苦労さまでございます。 本日をもって招集されました平成10年2月定例会を開会するに当たり、一言ごあいさつを申し上げます。 本定例会は、平成10年度予算を含む、市民にとっても重要な議案が提出されております。当市議会といたしましても、市民の福祉増進と住みよいまちづくりの見地から十分検討を行い、慎重な審議をしてまいりたいと存じます。 暦の上では春とはいえ、まだまだ寒さ厳しき折から、議員並びに理事者各位には十分御自愛くだされ、議事運営に格段の御協力を賜りますようお願い申し上げ、開会のごあいさつといたします。 これより本日をもって招集されました平成10年富士宮市議会2月定例会を開会いたします。 この際、去る2月5日、天竜市で開催されました第114回静岡県市議会議長会定例会総会の席上におきまして、10番 伊藤高雄君、15番 佐野堯春君、16番 太田美好君、24番 赤池賢治、以上4名君に表彰状が贈呈されましたので、表彰状の伝達を行います。                   〔表彰状伝達〕 ○議長(赤池賢治議員) 直ちに本日の会議を開きます。 △日程第1 会議録署名議員の指名について ○議長(赤池賢治議員) これより日程に基づき、日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第78条の規定により議長において、            8番 日 原 貞 二 君           18番 朝 日   昇 君 以上、両名君を指名いたします。 △日程第2 会期の決定について ○議長(赤池賢治議員) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から3月23日までの27日間といたしたいと存じます。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(赤池賢治議員) 御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は本日から3月23日までの27日間と決定いたしました。 この際、諸般の報告をいたします。 ここで、11月定例会以降における議長会関係の報告を副議長からお願いいたします。19番。                〔19番 塩川賢継君 登壇〕 ◆19番(塩川賢継議員) 11月定例会以降における議長会関係の報告をいたします。 11月定例会以降における議長会関係の報告。 まず、1月23日午後2時から、裾野市において第99回静岡県東部地区市議会議長会が開催され、議長、副議長が出席いたしました。 議長会は、開催市の裾野市議会議長及び裾野市長のあいさつの後、会議に入りました。会議は、まず議案審議を行い、御殿場市提出の「介護保険制度について」及び裾野市提出の「大規模災害時における救急医療及び搬送ネットワークの確立について」の2議案について、いずれも原案のとおり可決いたしました。 なお、この2議案につきましては、静岡県市議会議長会定期総会において提案することに決定いたしました。 続いて、協議事項に入り、静岡県市議会議長会役員等の内定をした後、次期開催市を下田市に決定し、閉会いたしました。 次に、2月5日午後2時から天竜市において第114回静岡県市議会議長会定期総会が開催され、議長、副議長が出席いたしました。 総会では、開催市の天竜市議会議長及び会長市の浜松市議会議長並びに開催市の天竜市長のあいさつがありました。 続いて、表彰規程に基づく該当者、議員78名、職員7名が表彰状の贈呈を受け、その後、新会員の紹介と前回の定期総会以降の退会者2名の方々に対する感謝状の贈呈を行い、会議に入りました。 会議は、まず会務報告を了承し、その後、議案審議に入り、東部及び西部地区市議会議長会から提出された「介護保険制度について」、「地方分権に伴う地方自治体への税源移譲について」、「大規模災害時における救急医療及び搬送ネットワークの確立について」、「森林交付税の創設と森林の保全並びに国産材使用拡大に関する要望について」の4議案及び会長市提出の「平成10年度静岡県市議会議長会負担金について」、「平成10年度静岡県市議会議長会会計予算」の2議案について、いずれも原案のとおり可決いたしました。 さらに、会長市提出の「平成10年度静岡県市議会議長会役員の選任について」ほか6件の役員等の人事案件につきましては、役員選考委員会の選考結果報告のとおり承認いたしました。 続いて協議事項に入り、次期定期総会開催市を下田市に決定し、閉会いたしました。 なお、同総会の席上、先ほど表彰状の伝達がございましたが、議員に対する表彰に伴い、当市では、議員在職15年以上で伊藤高雄議員佐野堯春議員太田美好議員赤池賢治議員に表彰状が贈呈されましたことと、当市議会が平成10年度の東海市議会議長会の理事と全国市議会議長会の評議員となりましたことをあわせて御報告いたします。 次に、2月19日午後1時30分から東京都千代田区の全国都市会館において第74回市議会議員共済会代議員会が開催され、議長が出席いたしました。 会議は、会長の岩手県盛岡市議会議長のあいさつの後、事務報告等を了承し、続いて議案審議を行い、「生命保険運用の専決処分について」、「平成10年度事業計画及び予算(案)」、「平成10年度事務分担金の額(案)」の3議案について、いずれも原案のとおり可決し、閉会いたしました。 以上で、議長会関係の報告を終わります。 ○議長(赤池賢治議員) この際、市長から発言を求められておりますので、これを許してまいりたいと存じます。市長。                〔市長 渡辺 紀君 登壇〕 ◎市長(渡辺紀君) ただいま議長からお許しをいただきましたので、行政報告をさせていただきます。 本日、御報告いたします案件は、富士宮星山住宅団地等下水処理場の使用料について、富士根観光株式会社による(仮称)南富士緑地工業団地建設事業について、(仮称)富士健康福祉センターの開設に伴う富士宮支所の機能について、行政改革についての4件であります。 まず、富士宮星山住宅団地等下水処理場の使用料について御報告申し上げます。 公共下水道の使用料につきましては、富士宮市下水道条例の一部を改正する条例を昨年4月1日から施行し、同年6月1日以降に徴収する使用料について、消費税及び地方消費税相当額を加算して徴収させていただいております。 また、星山住宅団地ほか三つの下水処理場の使用料につきましては、これらを対象とする富士宮星山住宅団地等下水処理場の設置及び管理に関する条例を改正せずに、公共下水道の使用料と同様に消費税及び地方消費税相当額を加算して徴収してまいりました。 しかし、同条例を法的に検討した結果、現行の条例では当該消費税及び地方消費税相当額を徴収することは適切でないとの結論に至りましたので、過分に徴収いたしました当該消費税及び地方消費税相当額につきましては、納入者へ返還させていただくことといたしました。 返還の対象となる世帯数は936世帯であり、その金額は約81万3,000円余りになる見込みであります。 本件に関しましては、議員各位をはじめ多くの市民の皆様に大変な御迷惑をおかけし、まことに申しわけございませんでした。心からおわびを申し上げるとともに、今後においては同様な事務の不手際を起こさぬように、職員に対しまして十分な注意と慎重さをもって事務の執行に努めるよう監督してまいる所存であります。 なお、同条例の改正につきましては本定例会に上程させていただきますが、下水道使用者の負担を同一とすべく、よろしく御審議をいただきますようお願い申し上げます。 また、このたびの事務処理の手落ちに関しましては、去る2月16日付で関係職員に文書による訓告及び口頭による厳重注意を行ったところであります。 次に、富士根観光株式会社による(仮称)南富士緑地工業団地建設事業について御報告申し上げます。 本件事業につきましては、平成3年12月に事業計画概要書が提出されて以来、事前協議申出書及び土地利用事業計画承認申請書について、富士宮市土地利用事業の適正化に関する指導要綱に基づき審査を行ってまいりました。 市土地利用対策委員会においては、特に事業者の資力信用、進出企業等について慎重に審議がなされ、本年1月28日に審査が終了いたしました。 この審査結果を受け、市といたしましては本件事業について、第三次富士宮市総合計画に位置づけされていること、懸案となっている異業種団地が予定されていること、将来にわたって就業の場の確保または本市の産業振興を図ることなど、新たな地域産業の伸展を図る上から必要なものと判断するにいたりました。 しかし、事業者が本件事業を行うために設立された法人であり実績がないこと、事業費のほとんどが融資であること、全国的に工業団地の売れ行きが低迷していることなどから、特に資金調達と企業誘致に万全を期すよう条件を付し、本年2月16日に承認するとともに県知事に対して意見書を送付したところであります。 今後の予定につきましては、静岡県開発審査会の議決を経て県土地利用対策委員会の承認を受けた後、事業者において都市計画法森林法等個別法の許認可に係る申請手続をなすことになります。 次に、(仮称)富士健康福祉センターの開設に伴う富士宮支所の機能について御報告申し上げます。 富士宮保健所の存続につきましては、市議会、市民団体及び富士宮保健所運営協議会の皆様とも一体となり、平成7年11月15日付で県知事あてに要望書を提出するなど、その存続を求めてまいりました。 その結果、県は1年間最終的な決定を見送ってまいりましたが、昨年12月になって富士宮保健所については全面廃止することなく新しく編成がえし、平成10年度から(仮称)富士健康福祉センター富士宮支所とすると発表いたしました。市としてもこの決定を受けて検討いたしましたが、県における保健所の再編については地域保健法に基づくものであり、やむを得ないものと判断いたしました。 しかし、(仮称)富士健康福祉センター富士宮支所の設置に当たっては、市民への行政サービスの低下を来すことがないように従来の富士宮保健所の機能を総体的に確保し、また、今後における保健衛生行政の役割分担を明確にするよう、具体的な9項目を付して県知事及び県関係部課長に対し、去る2月12日に要望書を提出したところであります。 本件につきましては、今後とも議員各位の御協力及び御理解を賜りますよう、この場をかりてお願い申し上げます。 次に、行政改革について報告申し上げます。 本件につきましては、平成8年に策定した行政改革大綱及び実施計画に基づき、鋭意取り組んできたところであります。行政改革の効果については、昨年度、議員各位に具体的な数値を含めて報告を申し上げましたが、この効果については関係方面からも注目を受けたところであります。 日本加除出版株式会社においては、地方行政改革に熱心に取り組んでいる自治体の具体的な事例を「地方行革-元気の出る事例-」として出版することになり、全国約100の自治体を取り上げることになりました。当市においても、自治省行政体制整備室及び県市町村課の推薦があり、これに掲載されることになりました。市といたしましては、これらの実績を踏まえて平成9年度における行政改革の効果についても数値的な検討を行い、平成10年度分の効果見込みも含めて報告申し上げるため、現在作業を進めているところであります。 次に、定員の適正化についてであります。 平成6年度以降は、定員の適正化を進めるために、医療職を除き新規採用職員数退職予定人数以下にとどめてきたところであります。また、平成9年度においても13人の退職が予定されておりますが、新規採用による補充は行わないことといたしております。なお、この結果として、平成6年度から平成9年度までの退職者総数90人に対して採用職員数は59人となり、31人の減員が行われることになります。今後においても、同様に職員総数の削減を図り、定員の適正化を進めてまいります。また、今後とも引き続き行政改革を進めることで、定員の適正化及び効率的な機構の改革に努めてまいります。 以上報告申し上げ、行政報告とさせていただきます。 ○議長(赤池賢治議員) この際、市長の報告に対する質疑がございましたら、これを許します。御質疑ございませんか。11番。 ◆11番(小室直義議員) 最後の定数の適正化についてお尋ねいたしておきます。 31人の減員が行われることになった。採用職員が59人ということなのですが、改めて確認しておきますんですが、振興公社の職員はこの59人の中に入っておらないと思いますが、その辺について確認をしておきたいと思います。 それから、平成9年度は採用試験をやらなかったということでありますんですが、平成10年度はどのような予定であるのか、この際ですからお尋ねしておきたいと思います。 ○議長(赤池賢治議員) 市長。 ◎市長(渡辺紀君) 公社の職員の数の問題はちょっと、具体的には後で答弁しますけれども、新年度の試験をやるかやらないかはまだ決定しておりません。今年の退職者の状況等々含めて最終的な検討をしたいと思っておりますが、まだ決定しておりません。 ○議長(赤池賢治議員) 企画部長。 ◎企画部長(高野秀久君) この採用数の方ですね、この中には含まれておりません。採用の方ですね。入っておりません。 ○議長(赤池賢治議員) 11番。 ◆11番(小室直義議員) 採用職員数に入っておらないということで、当然市と公社とは違うわけですから、それはそれでいいわけなのですけれども、そうなると市民の見方は振興公社を第2市役所的な部分で位置づけておりますので、説明として何かしら表現がよろしからぬではないかなと、私はこんなふうに思いますんですが、それは私の私見であります。 採用試験について、今市長はやるかやらないかまだわからないということでありますが、いわゆる就職協定、これが解禁されて、最近では大学3年生のときから就職ガイダンス、こういうようなものが行われているわけです。もう既に1月、2月から新聞等でそうした状況が大きく取り上げられておるわけですので、3年生のこの時期には就職活動に入っているというのが昨今の現状であります。つまり、この市役所も公務員志望の方があるわけで、やるかやらないかは市長が決めることですけれども、早くそうしたことを知らせることの義務が生じているのではないか。退職予定も含めて云々というようなことでありますんですけれども、そういう点では私は先送りすることについて、いわゆる役所の職員の採用時期、試験の採用時期、そういうものももっと見直す必要があるのではないか、試験の時期はともかくとしても、やるやらないを早く公表する必要があるのではないか、そんなことを強く感じる次第でありますんですが、そのことについて市長以下がお感じになっているかお話し願いたいと思います。 ○議長(赤池賢治議員) 市長。
    ◎市長(渡辺紀君) 後で申し上げますけれども、来年度へ行って機構改革の問題もかなり考えなければいかんという問題と並行してくる問題でもございます。それから、いろいろな面でもって定員削減の議論も、最低この3年間でもってこれ以上何人ぐらい削減できるだろうかという数値もはじき出さなければならない。そういうものを見通した上でもって新規採用等の方針を決めなければならない。若干今過渡期でございまして、おっしゃることよくわかりますけれども、それの作業を今急いでおりますので、それらの見通しを一緒につけながら、いわゆる機構の改革とこの3年間ぐらいの職員の動向とを含めて、もう一つは地方分権等と言われているいろいろな仕事の分権の内容がどういう格好になってくるかもある程度、大至急、見込みを誤らないようにしながら決定をしたいと思っております。 もうしばらく時間をいただいて、おっしゃることもよくわかりますので、なるべく早く決定をして発表したいと思います。 ○議長(赤池賢治議員) 他に御質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(赤池賢治議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 次に、平成9年9月定例会において平成9年11月7日から18日までの12日間にわたり、中国における歴史、文化、文化財の保護状況及び日系企業の進出状況について実情を調査するため、及び11月9日から17日までの9日間にわたり、ヨーロッパ諸国における環境対策などの行政施策について実情を調査するため海外行政視察の派遣を承認いただきましたが、視察調査事項については報告書をお手元に配付しておきましたので、ごらんをいただき御了承願いたいと思います。 また、11月定例会において閉会中の継続審査の承認をいただきました建設委員会の所管に係る視察調査事項については、報告書を手元に配付しておきましたので、ごらんをいただき御了承をいただきます。 △日程第3 議請第1号 国保税の引上げに反対し、引き下げを求める請願書 ○議長(赤池賢治議員) 次に、日程第3 議請第1号国保税の引上げに反対し、引き下げを求める請願書を議題といたします。 ただいま議題となっております議請第1号につきましては、お手元に配付の請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。 △日程第4 陳情について ○議長(赤池賢治議員) 次に、日程第4 陳情についてを議題といたします。 今期定例会において受理した陳情につきましては、お手元に配付の陳情文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。 △日程第5 報第1号 損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告について △日程第6 報第2号 損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告について ○議長(赤池賢治議員) 次に、日程第5 報第1号損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告について及び日程第6 報第2号損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告について、以上2件を一括議題といたします。 当局からの報告を求めます。市長。             〔市長 渡辺 紀君 登壇〕 ◎市長(渡辺紀君) ただいま上程されました報第1号及び報第2号の2議案について、一括して説明申し上げます。 まず、報第1号損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告について説明申し上げます。 本案は、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、市議会の委任により専決処分した損害賠償の額の決定及び和解について、同条第2項の規定により報告するものであります。 本件事故につきましては、市内野中658番地先の1級市道滝戸野中線道路上を北へ進行していた相手方乗用車が、路面の穴に右側前輪を落とし、タイヤ及びホイールを破損したものであります。 この事故による損害賠償額につきましては、既に示談が成立しております。 なお、参考までに申し上げますと、その過失割合は富士宮市が60%であります。 次に、報第2号損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告について説明申し上げます。 本案も、先ほど説明申し上げました報第1号議案と同様に、市議会の委任により専決処分した損害賠償の額の決定及び和解について報告するものであります。 本件事故につきましては、市内黒田321番1地先の一般市道黒田41号線道路上を西へ進行していた自転車が路面の穴に前輪を落とし、運転をしていた相手方が下あごを骨折し、入院したものであります。 この事故による損害賠償額につきましては、既に示談が成立しております。 賠償額につきましては、道路損害賠償責任保険の保険金により全額賄われるものであります。 なお、参考までに申し上げますと、その過失割合は富士宮市が30%であります。 今後も市道の維持管理には、なお一層の注意を払ってまいります。 以上、一括して報告申し上げました2議案につきまして、よろしく御理解をお願いいたします。 ○議長(赤池賢治議員) 当局からの報告は終わりました。 本件につきましては、地方自治法第180条第2項の規定により議会に報告すれば足りるものでありますが、この際、本一括2件に対する質疑があればこれを許します。質疑の方法といたしましては、議事の運営上1件ずつ許してまいりたいと存じます。 これより日程第5 報第1号損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告についての質疑を許します。御質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(赤池賢治議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終了いたします。 次に、日程第6 報第2号損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告について質疑を許します。御質疑ございませんか。6番。 ◆6番(笠井賢一議員) この際、ちょっとお伺いいたします。和解をいたしておりますので問題ないと思いますけれども、この和解の協議といいますか折衝といいましょうか、それは市の方としてはどういう方がこれに当たっておるでしょうか、ちょっとお伺いしたいと思いますけれども。 ○議長(赤池賢治議員) 道路課長。 ◎道路課長(有賀文彦君) ただいまの御質問にお答えいたします。 道路賠償責任保険に入っておりまして、その所管は管財となっておりますので、市の方は管財が担当をしていただいております。 以上です。 ○議長(赤池賢治議員) 他に御質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(赤池賢治議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終了いたします。 以上で報第1号及び報第2号一括2件に対する質疑を終了いたしましたが、この際、質疑漏れがございましたら、これを許します。御質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(赤池賢治議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 以上で、報第1号及び第2号一括2件につきましては、報告済みといたします。 △日程第7 報第3号 富士宮市土地開発公社の平成10年度事業計画の報告について ○議長(赤池賢治議員) 次に、日程第7 報第3号富士宮市土地開発公社の平成10年度事業計画の報告についてを議題といたします。 当局から報告を求めます。市長。             〔市長 渡辺 紀君 登壇〕 ◎市長(渡辺紀君) ただいま上程されました報第3号富士宮市土地開発公社の平成10年度事業計画の報告について説明申し上げます。 本案は、富士宮市土地開発公社の平成10年度事業計画等について地方自治法第243条の3第2項の規定により報告申し上げるものであります。 まず、事業計画でありますが、第三次富士宮市総合計画に対応し公共用地等の先行取得を推進することとし、土地取得事業では1万23平方メートルを11億2,532万8,000円で取得し、土地処分事業では1万7,890.60平方メートルを12億3,455万9,000円で処分しようとするものであります。 次に、平成10年度の予算でありますが、収益的収入及び支出の総予算規模は12億3,611万2,000円であります。 まず、収益的収入としては、事業収益として12億3,455万9,000円、事業外収益として155万3,000円であります。 次に、収益的支出でありますが、公有地取得事業原価として12億2,956万6,000円、販売費及び一般管理費として492万2,000円、予備費ほかとして101万円であります。 次に、資本的収入及び支出について説明いたします。 資本的収入は、公有地取得等に伴う長期借入金として41億4,008万9,000円であります。 資本的支出は、公有地取得事業費の11億2,532万8,000円、長期借入金償還金の42億4,498万1,000円ほかで、支出合計が53億7,031万9,000円であります。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する12億3,023万円は、過年度分損益勘定留保資金3億2,114万4,000円、当年度分損益勘定留保資金9億908万6,000円で補てんいたします。 以上報告申し上げ、御理解をいただきたくお願い申し上げます。 ○議長(赤池賢治議員) 当局からの報告は終わりました。 本件につきましては、地方自治法第243条の3第2項の規定により議会に報告すれば足りるものでございますが、この際、質疑があれば、これを許してまいります。御質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(赤池賢治議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 以上で報告済みといたします。 △日程第8 報第4号 財団法人富士宮市振興公社の平成10年度事業計画の報告について ○議長(赤池賢治議員) 次に、日程第8 報第4号財団法人富士宮市振興公社の平成10年度事業計画の報告についてを議題といたします。 当局から報告を求めます。市長。                〔市長 渡辺 紀君 登壇〕 ◎市長(渡辺紀君) ただいま上程されました報第4号財団法人富士宮市振興公社の平成10年度事業計画の報告について説明申し上げます。 本案は、財団法人富士宮市振興公社の平成10年度の事業計画等について、地方自治法第243条の3第2項の規定により報告申し上げるものであります。 まず、事業計画でありますが、振興公社寄附行為に定めるところにより、朝霧霊園の経営、市民文化会館、市民体育館、市民プール等の管理運営並びに市からの受託による市内公園施設及びその他の公共施設の維持管理を事業の柱としております。 これらの事業を遂行するに当たり、最も効果的かつ堅実な方法で資金運用を図り、基本財産運用収入の確保に努めるとともに、維持管理の合理化、経費節減等にも意を用い、独立採算制の原則に基づく健全な経営を図ってまいります。 また一方、朝霧霊園につきましては、昨年11月17日に貸付業務が終了したことから、清掃業務等を中心とした使用者の利便性の向上を図る業務に努めてまいります。 なお、受託事業につきましては、文化施設及び体育施設の管理運営並びに舞々木墓地、都市公園、都市計画道路及び富士宮聖苑の樹木の剪定等の維持管理を行うものでありますが、本年度も機動性と柔軟性を十分に発揮し、より一層効果的な地域環境の美化に努めるとともに、市民の皆様が快適に利用できるよう事業の積極的な推進を図ってまいります。 これらの内容につきましては、お手元の事業計画により御理解をいただきたいと存じます。 次に、平成10年度の予算でありますが、予算規模は4億2,111万4,000円であります。 まず、収入につきましては、基本財産利息収入918万2,000円、朝霧霊園管理料収入及び文化会館自主事業の入場料収入1,577万5,000円並びに文化施設、体育施設等の管理運営等の受託事業収入3億6,282万7,000円が主なものであります。 これらに対する支出の主なものといたしましては、振興公社運営に関する管理費として2,249万8,000円、朝霧霊園維持管理費として626万7,000円、文化会館自主事業費として2,410万2,000円、文化施設、体育施設等の管理運営等の受託事業費用として3億6,282万7,000円、減価償却積立預金等の積立預金支出として332万円を計上しました。 また、一時借入金の限度額を1,000万円と定めたものであります。 以上御報告申し上げ、御理解をいただきたくお願い申し上げます。 ○議長(赤池賢治議員) 当局からの報告は終わりました。 本件につきましては、地方自治法第243条の3第2項の規定により議会に報告すれば足りるものでございますが、この際、質疑があれば、これを許します。御質疑ございませんか。2番。 ◆2番(佐野清明議員) 1点お伺いいたします。9ページの都市公園受託事業費の10雑費の明星山公園ほか1カ所水質検査手数料と、この内容を説明していただきたいと思います。 ○議長(赤池賢治議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(佐藤寛君) 申しわけありません。ちょっと調べさせて、後ほど回答させていただきたいと思います。 ○議長(赤池賢治議員) 水とみどりの課長。 ◎水とみどりの課長(大久保公雄君) この明星山公園ほか1カ所水質検査手数料の件でございますが、委託先、内容等につきましては、ちょっと今手元に資料がございませんで、毎回検査をしておりますが、異常のないことだけは掌握しておりますが、検査の内容につきましてちょっと資料を取り寄せますので、恐縮ですが、少々お待ち願いたいと思います。 ○議長(赤池賢治議員) 2番。 ◆2番(佐野清明議員) 検査の内容というのは、どういう物質が入っているかと、そういう検査のことを聞いているのではなくて何の水の検査なのか。要するに8ページに体育施設の方があるのですけれども、そちらは「浄化槽点検・水質検査」とここに書いてあるので、これは浄化槽の浄化した水の水質検査なのかなと想像がつくわけですけれども、こちらは「明星山公園ほか1カ所の水質検査」と書いてあるものですから、何か別の水質検査をしたのかなと。明星山公園といいますので、本当の明星山なのか明星山公園野球場の浄化槽の水質検査なのか、そのことを聞きたかったわけです。何か特殊なことなのかどうなのか。 ○議長(赤池賢治議員) 水とみどりの課長。 ◎水とみどりの課長(大久保公雄君) すみませんでした。明星山公園のあそこにトイレがありますが、これの井戸の検査でございます。それから野球場も含まれておりますが、これにつきましての手数料でございます。 以上です。 ○議長(赤池賢治議員) 6番。 ◆6番(笠井賢一議員) 一件、振興公社のお考えをお伺いしたいことでございますけれども、今市民プールとかそういった施設が、土曜日・日曜は一般の人のお休みのときですから、そういうときは開設するというようなことになっていると思いますけれども、例えば水曜日は商店街が休みだとか、それから月曜日はいろいろサービス業の皆さんが休みだとかというふうなことでございますので、そういう人たちは自分たちの職業が休みのときにそういうレクリエーションをしたいと、こういう希望があるわけでございますけれども、その場合、多く月曜日がこういう施設が休みだと、月曜日は必ず休みだと、こういうことになると、これは管理の面からやむを得ないかなという点もあるけれども、いつも月曜日が休みだというふうなことでは少しそこのところ何とかならないかなと、こういう要望があるわけでございます。 その要望がどれくらいあるかということについての把握はもちろん私はできないわけですけれども、日ごろ会うとそういうことを言う人が何人かありますので、これは施設管理の面から何とか4週、5週ある中で1回ぐらいは月曜日も開けないかなと、こういうふうなことを一度検討してみていただけないかなと。だから、その週は清掃なり何なりの休みを月曜日以外の日にしなければならないと、こういうことがあって非常に難しい点があるのかなと、こういうふうに思うわけでございますけれども、今申し上げたようなサービス業とか月曜日に休みの人たちは何とか我々のためにならないかなと、こういう念願があるわけでございますので、そういったことを御検討していただけるかどうか、ちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(赤池賢治議員) 教育次長。 ◎教育次長(石川猛君) お答えをさせていただきます。 全部の施設の関係になると大変難しいかと思いますけれども、市民体育館、プール等につきましては、昨年の4月、振興公社に委託をした際に第2・第4月曜日についてはオープンさせていただくというような形であるとか、時間の延長で9時で終了を30分延長であるとかという配慮はさせていただいているところでございますけれども、あとの施設も非常に多くの皆さんから公民館は日曜日を休館にしてというのもありますし、逆に言うと日曜日を開けていただきたいというのが、ではどこでそのあたりをどちらにウエートを置くかというので苦慮しているところでございますけれども、また、各審議会であるとか運営委員会の皆さん方とそのあたりについても協議をさせていただいておりますので、それらについては現在検討中ということで御理解をいただきたいと思います。 ○議長(赤池賢治議員) 6番。 ◆6番(笠井賢一議員) ありがとうございました。ぜひ市民の皆さんが利用したいと、こういうことについては、また「広報ふじのみや」等でできるだけわかりやすく広報をして皆さんが知ることができるようにしていただきたいとお願いいたします。 以上です。 ○議長(赤池賢治議員) 教育次長。 ◎教育次長(石川猛君) すみません、訂正をさせていただきます。 先ほどプールもと申し上げましたけれども、体育館とテニスコートが第2・第4月曜日オープンということで、プールは開いておりませんので訂正をさせていただきます。申しわけございません。 ○議長(赤池賢治議員) 10番。 ◆10番(伊藤高雄議員) 1点お伺いしておきます。昨年1年間、振興公社が発足されて今年度第2年目ということで、実質的な予算編成になるというふうに思います。そこで、当初からこの振興公社の設立については、経費の削減とより市民に利用しやすい内容ということで第3セクター方式の振興公社が設立をされてきたわけであります。この基本財産の運用収入等をより効率的に利用してというような内容のもくろみも当初はあったわけでありますけれども、今年度のこの予算の内容を見てみますと基本財産の運用収入についてはほとんどないという中で、昨年の1年間の自主的な活動内容を踏まえて今年度どういう内容で検討されたのかということをお聞きしたいわけでありますけれども、ひとつこの基本財産運用収入もなくなった状況の中で、より市民の皆さんに利用しやすい内容のものをめざしていくという当初の目標で、この1年間の反省を踏まえてどういう点に重点を置いてこの予算編成がされているのか。 それともう一つは、文化やスポーツ等の施設についてもより利用しやすい内容でということであるわけでありますけれども、自主事業の内容についても若干削減されていると、自主事業収入についてもちょっと落ちているというような内容のようでありますけれども、それら、より振興公社の方に自主的に内容を任してお願いしていくというような意向についての協議がどのようになされておられるのか、その点についてお伺いしておきたいと思います。 ○議長(赤池賢治議員) 中村助役。 ◎助役(中村伸介君) 御答弁申し上げます。 振興公社につきましては、この予算書の4ページにございますように、基本財産利息収入ですか、918万2,000円、本年は計上をさせていただいたわけでございます。これにつきましては、現在、基本財産の積立預金が6億5,590万8,000円、これを元金とする利息の収入で実質は賄っておるわけでございます。 御指摘の自主事業の関係等々について申し上げる前に、振興公社として、この予算書をごらんになっていただければおわかりのように、特に市の一般職員を順次振興公社の嘱託に切りかえていくということで、人員は削減する中においても、その人件費の差が前年度予算、本年度予算の中であらわれてきておるわけでございます。 そういうようなことで、本年も文化会館、それから体育館から正規の職員を2名、計4名でございますが、これを正規の職員と公社の嘱託に切りかえていくということで、これについても新卒の正規の職員でございますと大体400万から450万円ぐらい人件費がかかるわけでございます。公社の嘱託でいきますとその約半分の大体240万程度の人件費の委託で賄っていくと、こういうことになりますので、その辺については人件費の差がこの中に効果としてあらわれてくるのではなかろうかと、こんなふうに考えられます。 特に今の質問の自主事業の関係でございますが、自主事業につきましては、いろいろと自主事業の内容の問題と、それから経費の問題ですね、所要経費の問題、いろいろ内部的に検討をしておりまして、特に本年は事業計画の中へ文化普及振興の中で各種鑑賞事業の実施ということで羅列をしておりますが、特に経費のかかる、こちらで公演するについて経費のかかるものについては内容等々を精査をする中で、特に本年は非常に映画の需要が高いというようなことで、映画の上映回数も5回というようなことで、特に内容的に経費的に見て比較的経費のかからないもので市民需要の高い文化の需要の高いものについての事業を選択をしてまいったわけでございます。 この中でまだ未定というものもございますが、ほとんどのものが実施期日については計画をされておりますので、本年はそんなことで経費あるいは市民の需要についての2点から特に事業の選択を行ってまいったと、こういうことで自主事業費についても事業費についてはかなりの削減になっておりますが、その辺については事業の内容の精査の中で選択をさせていただいたわけでございます。 過般の振興公社の評議員会におきましても、それらの自主事業の問題についてかなり意見も出されております。それらの意見も十分理解できるものもございますので、今後においてはさらに事業の充実と経費の節減と申しますか、最少の経費で最大の効果の上がるような事業を選択をしていくということも一つの方法ではなかろうかと、こんなことで今後もこれらの点について留意してまいりたいと、こんなふうに考えております。 ○議長(赤池賢治議員) 10番。 ◆10番(伊藤高雄議員) わかりました。詳細については理事会とか評議員会等で当然検討されているということであります。今、理事長ですか、助役の方から御説明があった1点だけ確認させていただきます。 例えば文化会館の自主事業の内容についても非常に映画の需要が多いということで、今後重点的に力を入れてやっていきたいという意向のようであります。例えば映画の問題についても、あそこ、市民文化会館は16ミリの映写機が設置されてますけれども、映画といいますが、今、大体、いい映画は36ミリだと思うのです。36ミリの映写機なんかは設置されてないわけですよね。ですから、今後映画に力を入れていこうということであれば、当然36ミリの映写機を今後設置をしていくというようなものが出てくればいいと思うのですけれども、そういうのは入っているのでしょうか。こういう設備投資の問題についても、市が積極的に自主事業とあわせてやっていかなければいけないというふうに思うのですけれども、そういう点についての振興公社と市との兼ね合い、その辺の内容についてはどうなっていますか。例えば36ミリ映写機の設置の問題についてどういう検討がされているのか、その点だけお伺いしておきます。 ○議長(赤池賢治議員) 中村助役。 ◎助役(中村伸介君) まさに先ほど評議員会の中で意見があったという点は、今の議員のおっしゃる点に絞られてきたわけです。映写機について36ミリがないのではないかと、非常に画面も暗くなるということで持ち込みの映写機では非常にその辺が、今のところ持ち込みはされておりませんので、そこらの点について不便を来していると。であるので映画の鑑賞に力を入れるとするならばそういうものも当然考えるべきではないかという意見も過般の評議員会の中で利用者団体の代表の方から出されまして、これらについては今後十二分に検討していかなければならん問題だというようなことで今後検討させていただきたいと思います。 ○議長(赤池賢治議員) 23番。 ◆23番(遠藤正議員) 振興公社の責任が問われる問題ではございませんが、公社の業務と深い関係があることでありますので、当局にお伺いをしておきたいと思います。 朝霧霊園の貸付業務が昨年終わったと、そういうことでありますので、今後の墓園計画についてどのような計画を持っておられるかお示しをいただきたいと思います。 ○議長(赤池賢治議員) 市民部長。 ◎市民部長(塩川明君) 御指摘のように、ここにも書いてございますが、既に完売がされました。したがって、墓園計画についても考えなければならないということでございます。 現在、墓地、埋葬等に関する法律10条の規定によりますと、墓地経営につきましては県知事の許可が必要でございます。そのために、新たに造成する場合も県知事の許可ということになるわけです。この場合には、本来ならこの法律でいきますとだれでもできるわけでございますが、県の指導要綱によりまして、公共団体または公社、さらには寺院等の法人でないと、現在静岡県の場合には墓地造成ができないことになっております。そこで当然個人ではできないということになるわけでございますので、市としても市民の負託にこたえるという面からこの計画を進めなければならないというふうに考えております。現在、基数をどうするか、販売計画をどうするか、さらには資金計画、さらには用地の選定等について検討をさせていただいてございます。近くこれをまとめさせていただいた上でまた御報告する機会を得させていただきたいと、このように考えています。 ○議長(赤池賢治議員) 23番。 ◆23番(遠藤正議員) 今市民部長の説明のとおり、この墓地の建設については地方公共団体の責任においてやらなければならない問題でありますので、これが終わったけれども、これから建設を検討するというようなことでは、市民の皆さんは一体いつできるであろうかという日程をはっきりお示しをいただきたいわけであります。市民の皆さんはそれではいつまで待っていれば埋葬ができるのか、そういうことになるわけでありますので、もう2年たてば必ず埋葬ができますよ、こういうことでございませんと市民の皆さんについてはそのまま放置をしなければならない。大変な問題であるわけであります。どうかそういうことで早急にこの建設計画を立てて日程をはっきりさせて市民に明らかにさせていただく、そのようにお願いをしておきたいと思います。 ○議長(赤池賢治議員) 市民部長。 ◎市民部長(塩川明君) 確かに現在、個人ではできないという県の指導要綱が本県の場合にはございますので、そういう面からいたしますと市で何らかの形で建設に取り組まなければならないという認識は持っております。 公共団体の責任ということになりますと、若干法的にはどうかという感じはいたしますけれども、当然私どもといたしましては、そういう点で本県の指導要綱につきましては公共団体あるいは寺院等でないとできないということになっておりますので、早い機会に建設計画を立てたいと思っております。既に用地について若干交渉をさせていただいておりますので、これがまとまり次第お示しさせていただきたいと、このように考えております。 ○議長(赤池賢治議員) 23番。 ◆23番(遠藤正議員) 今責任問題がありましたので申し上げておきたいと思いますが、市民福祉のことをだれがやってくれるのか。これは市当局にあるに決まっているわけであります。お寺が全部が分譲する墓地を用意をしているということであれば、これはいいわけであります。しかし、お寺によっては全く分譲する墓地がないということになりますと、その処理は当然市の責任においてやるべきでありますので、責任は当局にあるに決まっているわけでありますから、これを回避することはできない、こういう考え方に立って進めていただかないと困るわけであります。そういうことでよろしくお願いをしたいと思います。 ○議長(赤池賢治議員) 7番。 ◆7番(望月孝一議員) 私が余り墓場のことばかり言うと皆さんに近いんじゃないかなどと言われるような感じのようだけれども、去年市長さんに私が暮れのときに尋ねたときに2カ所ばかり場所を選定してあるような話を私は多分してもらったような気がするのですが、今市民部長さんの話を聞いているとどうもまだそういうところは確定してないというのではなくて、そういうところはあるけれども確定してないと。市長さんは2月までには2カ所あってその2カ所の中のどっちかを何とかするつもりだというような話を、私はこの議会の中で23名の皆さんのいる中で聞いたような感じがするのです。ぜひ市長さん、これは市長さんからこういうまでに、幾日ごろまでにやるという日にちまでは決められないとしてもね、必ずこの2月議会でこれは決めてやるというような腹を据えて、市長は私の真ん前にいるけれども、私もちょっと顔を見ていると言いにくいような気もするだけど、ぜひそこを市長さんから市民の皆さんに心強い決意を述べてもらいたいと思います。ひとつよろしくお答えをお願いします。 ○議長(赤池賢治議員) 市長。 ◎市長(渡辺紀君) 前に、できれば1月、2月中に土地を決めてしまって見通しをつけたいと思って、その意味の御返事をしたことは記憶しております。 ただ、若干先ほど市民部長が言ったように当たっておりますけれども、条件事でございますので、相手との条件の折り合いの問題が残っておるようです。その辺を含めてどの辺で折り合うかの問題を大至急決着をつけたい。それがつければ改めて御報告できるときがあろうかと思います。 目標を定めて力強いというあれでありますけれども、力強いという意味では先ほど遠藤議員からも話がありましたけれども、市のサービスを、市民に対するサービス上の問題を考慮してなるべく現在のところに近いところで、そして安く、今のところと余り変わらないというのはなかなか難しいと思いますけれども、随分土地の値が違っておりますから。ただ、そこと当然比較になってまいりますので、そう大きな差がつくと又、いろいろの問題もございますので、なるべく低廉な価格で新しい墓地も提供できるようにという思いがありまして、かなりきつい折衝もしているところでございますので、さらに条件をなるべく早く合わせて、できれば年度内にはその交渉は決めたいなというふうに考えて現場を督励をしていこうと、そう思います。 ○議長(赤池賢治議員) 7番。 ◆7番(望月孝一議員) 今先輩議員からもいろいろの説明がありましたから、私がこんなことを言う立場ではないかと思いますが、とにかく私も市議会に出て本当にお墓がなくて、私らの近くにも相当にそういうお墓がなくて今困って、うちのお寺に預けに行ったり家に置いたりしている人がたくさんあって、市へ行けば今実際ないだというようなことを、市長さんはそのことは市民の代表者であり、また筆頭の代表者だからわかっていると思いますが、ぜひこれは遠藤議員から、先輩議員からあったとおり、全く本当にこれは市民に対して一番重要だと思いますから、これは要望ですが、ぜひひとつなるべく一日も早く市長さんに決断をしていただきたいと思いますが、よろしくお願いいたします。これは要望です。 ○議長(赤池賢治議員) 11番。 ◆11番(小室直義議員) 墓地の問題については私もたいへん関心のあるところでありますが、同僚議員が一般質問で題材に上げていますので、その中でゆっくり、なお詳細に聞いていただけると思うので、それは一般質問に譲りたいと思います。 関連しまして、そういう振興公社としてのあり方、方向性について、1年経過した、先ほど10番議員もそういう観点からの質問であったと思いますんですが、そこで5ページにある会議費、理事会、評議員会の開催、これが会議費として5万円ということでありますんですが、1年間行う中でこうした重要な課題等を含めて、いわゆる評議員なり理事の意見、見解、そうしたものを聞く回数は一体どういうふうに行われているのか。何か5万円の事業費では開催される回数も極めて少ないのではないかなと、私はこのように思っております。 そこで、これは来年度のことを話しているわけなのですが、平成9年度にはこうした会はどのくらい持たれたのか。公社はそれでよしとしているのか。よしとしているから来年の予算も同じだと思いますんですが、重要課題が山積している中で私は回数が少ないからもっとそういった意見を徴すべきだと、このように思いますんですが、その辺の見解についてお尋ねしたいと思います。 2点目に、1ページの事業計画として「スポーツの普及及び振興、市民プールの無料開放の実施」とあります。これはどういうことなのかお尋ねしたいと思います。 ○議長(赤池賢治議員) 中村助役。 ◎助役(中村伸介君) 御答弁申し上げます。 ちょっと前後しますが、市民プールの無料開放の関係でございます。これは県民の日に1日無料開放すると、こういうことでございます。 それから会議費の関係でございますが、これにつきましては、これも過日の理事会で会議についてももう少し多くすべきではないのかと、予算の中でいろいろと意見も出ました。確かに現在2回程度行っておるわけでございますが、それだけでは年度中途におけるいろいろな意見等も吸収できないのではないかと、こんな意見も理事、監事の方から出されまして、そういうことを踏まえまして、これについては当初はこれで出発をいたしますが、年度中途において理事会、評議員会の開催を見ながらこれについては補正してまいりたいと、こんなふうに考えています。 ○議長(赤池賢治議員) 11番。 ◆11番(小室直義議員) 先ほど市長の行政報告の中で、私は振興公社が第2市役所的だと、こういうような表現をいたしましたんですが、そうならないにようにするには、やはり市民の参画を得ての理事会でありますから、より積極的な、行政主導ということでなく、皆さんのそういう会議の場を私は広く会議を起こしていくべきだと、このように思いますので、ぜひ会議費は会議費としてそうした意見を徴すような機会をもっと多くしていただきたいと、このように思います。 市民プールの無料開放の実施ということについては、県民の日に1日無料開放ということですから、県民の日はたしか7月だったと思います。市民プールの温水プールの3カ月の閉鎖ということについては平成9年度でも陳情があって大いに論議を呼んだわけでありますので、この辺の表現も何か誤解を招きがちだなというように思ったものですから、その程度のことかというようなことでいささか拍子抜けをした、新しい事業としては何か拍子抜けした、こんなような、これは所感です。 ○議長(赤池賢治議員) 他にございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(赤池賢治議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 以上で報告済みといたします。 △日程第9 議第 1号 富士宮市税条例の一部を改正する条例制定について △日程第10 議第 2号 富士宮市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について △日程第11 議第 3号 富士宮市乳児医療費助成金支給条例の一部を改正する条例制定について △日程第12 議第 4号 富士宮市保育所入所措置条例の一部を改正する条例制定について △日程第13 議第 5号 富士宮市立保育所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について △日程第14 議第 6号 富士宮市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について △日程第15 議第 7号 富士宮市水道事業給水条例の一部を改正する条例制定について △日程第16 議第 8号 岳南広域都市計画富士宮下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例制定について △日程第17 議第 9号 富士宮星山住宅団地等下水処理場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について △日程第18 議第10号 富士宮市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について △日程第19 議第11号 富士宮市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定について △日程第20 議第12号 富士宮市職員の共済制度に関する条例の一部を改正する条例制定について △日程第21 議第13号 富士宮市スポーツ広場条例制定について △日程第22 議第14号 富士宮市富士山天母湯条例制定について △日程第23 議第15号 (仮称)清掃センター余熱利用施設建設工事(建築工事)請負契                約の変更について △日程第24 議第16号 市道路線の認定について △日程第25 議第17号 市道路線の廃止について △日程第26 議第18号 富士宮市営団体営土地改良事業の経費の賦課の基準並びにその徴収の時期及び方法の決定について △日程第27 議第19号 静岡県営土地改良事業の分担金の徴収の時期及び方法の決定について △日程第28 議第20号 平成9年度富士宮市一般会計補正予算(第5号) △日程第29 議第21号 平成9年度富士宮市北山財産区特別会計補正予算(第1号) △日程第30 議第22号 平成9年度富士宮市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号) △日程第31 議第23号 平成9年度富士宮市上井出区財産区特別会計補正予算(第1号)
    △日程第32 議第24号 平成9年度富士宮市土地取得特別会計補正予算(第1号) △日程第33 議第25号 平成9年度富士宮市猪之頭区財産区特別会計補正予算(第1号) △日程第34 議第26号 平成9年度富士宮市老人保健特別会計補正予算(第1号) △日程第35 議第27号 平成9年度富士宮市下水道事業特別会計補正予算(第4号) △日程第36 議第28号 平成9年度富士宮市根原区財産区特別会計補正予算(第1号) △日程第37 議第29号 平成9年度富士宮市水道事業会計補正予算(第4号) △日程第38 議第30号 平成9年度富士宮市病院事業会計補正予算(第2号) ○議長(赤池賢治議員) 次に、日程第9 議第1号富士宮市税条例の一部を改正する条例制定についてないし日程第38 議第30号平成9年度富士宮市病院事業会計補正予算(第2号)まで、以上30件を一括議題といたします。 当局から提案理由の説明を求めます。市長。                〔市長 渡辺 紀君 登壇〕 ◎市長(渡辺紀君) ただいま上程されました議第1号から議第30号までの30議案について、一括して説明申し上げます。 まず、議第1号富士宮市税条例の一部を改正する条例制定について説明申し上げます。 本案は、地方税法及び地方税法施行令の一部が改正されたことに伴い、これらに準じて条例の一部を改正しようとするものであります。 改正の内容は、個人住民税について平成10年度限りの措置として定額による特別減税を実施すること、特定中小企業が発行した株式に係る譲渡損失の繰越控除制度を創設することであります。 次に、議第2号富士宮市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について説明申し上げます。 本案は、低所得者に対する応益割額の軽減率を維持するとともに賦課限度額を国の基準に近づけるため、また、地方税法及び地方税法施行令の一部が改正されたことに伴い、条例の一部を改正しようとするものであります。 改正の内容は、賦課限度額を48万円から50万円に引き上げること、応能割である資産割を引き下げること、応益割である被保険者均等割及び世帯別平等割を引き上げること、応益割である被保険者均等割及び世帯別平等割の引き上げに伴い、低所得者に対する応益割額の軽減額を引き上げること、特定中小企業が発行した株式に係る譲渡損失の繰越控除制度を創設することであります。 次に、議第3号富士宮市乳児医療費助成金支給条例の一部を改正する条例制定について説明申し上げます。 本案は、乳幼児医療費助成制度の拡充を図るため、条例の一部を改正しようとするものであります。 主な改正の内容は、助成の対象を乳児から乳幼児に拡大すること、所得制限を廃止すること、保護者の受診の際の利便性を図るため、償還払いから現物給付に改めること等であります。 次に、議第4号富士宮市保育所入所措置条例の一部を改正する条例制定について説明申し上げます。 本案は、児童福祉法の一部が改正されたことに伴い、これに準じて条例の一部を改正しようとするものであります。 主な改正の内容は、「保育所への入所措置」という用語を「保育の実施」に変えるものであります。 次に、議第5号富士宮市立保育所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について説明申し上げます。 本案は、少子化に伴う市立保育園の児童数を実情に合わせるとともに、地域的バランスを考慮し、定員の適正化を図るため、条例の一部を改正しようとするものであります。 次に、議第6号富士宮市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について説明申し上げます。 本案は、水道事業と同様に地方公営企業法を適用し、また、同一の特別会計を設けて経営している簡易水道事業について本条例に組み入れ、水道事業と一元的に管理するため条例の一部を改正しようとするものであります。 改正の内容は、水道事業として上井出簡易水道、猪之頭簡易水道及び白糸簡易水道の給水区域、給水人口及び1日最大給水量を規定しようとするものであります。 次に、議第7号富士宮市水道事業給水条例の一部を改正する条例制定について説明申し上げます。 本案は、水道法、水道法施行令等の一部が改正されたこと等に伴い、条例の一部を改正しようとするものであります。 主な改正の内容は、新たに設けられた給水装置工事事業者指定制度に係る条文を追加し、及び整備すること、法定化された給水装置の構造及び材質の指定に係る条文を追加し、及び整備すること、簡易水道事業を水道事業に組み入れることに伴い、当該使用料等の条文を追加し、及び整備すること並びに富士宮市簡易水道条例を廃止すること等であります。 次に、議第8号岳南広域都市計画富士宮下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例制定について説明申し上げます。 本案は、建設大臣の事業認可に伴い公共下水道事業第5負担区整備計画が確定したことから、条例の一部を改正しようとするものであります。 改正の内容は、第5負担区の受益者負担金の額を1平方メートル当たり217円と定めるものであります。 次に、議第9号富士宮星山住宅団地等下水処理場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について説明申し上げます。 本案は、先ほど行政報告をさせていただきました星山住宅団地等の下水処理場の使用料についてその額を改定すること等に伴い、条例の一部を改正しようとするものであります。 改正の内容は、消費税の課税対象である使用料について消費税率5パーセント相当額を増額すること、粟倉住宅団地下水処理場の下水処理区域が本年4月1日から公共下水道の処理区域に取り込まれることに伴い、同下水処理場を削除することであります。 なお、使用料の額の増額については、本条例の施行の日から起算して2月を経過した日以降に徴収するものから実施しようとするものであります。 次に、議第10号富士宮市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について説明申し上げます。 本案は、臓器の移植に関する法律及び同法施行令が施行されたこと等に伴い、条例の一部を改正しようとするものであります。 主な改正の内容は、本条例に基づく療養の給付に継続して脳死した者の身体への処置がされた場合には、当分の間、当該措置を本条例に基づく療養の給付としてされたものとみなそうとするものであります。 次に、議第11号富士宮市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定について説明申し上げます。 本案も先ほどの議第10号議案と同様に、臓器の移植に関する法律及び同法施行令が施行されたことに伴い、条例の一部を改正しようとするものであります。 改正の内容は、本条例に基づく療養の給付に継続して脳死した者の身体への処置がされた場合について、先ほどの議第10号議案と同様に取り扱おうとするものであります。 次に、議第12号富士宮市職員の共済制度に関する条例の一部を改正する条例制定について説明申し上げます。 本案は、富士宮市ほか2組合職員互助会の会員である富士宮市職員の範囲について、その一部に不明確なところがあるため条例の一部を改正しようとするものであります。 改正の内容は、富士宮市職員の範囲に派遣を命ぜられた職員を明記するとともに、条文の整備をしようとするものであります。 次に、議第13号富士宮市スポーツ広場条例制定について説明申し上げます。 本案は、平成9年度中に完成する(仮称)山宮多目的広場及び静岡県立ソフトボール場の2施設の設置及び管理並びに使用について条例を制定しようとするに当たり、現在、個別の条例により設置し及び管理している上井出グランド、外神市民グランド及び物見山グランドの3施設も利用形態が同一であることから、貸出業務の統一化により当該業務の円滑化及び市民サービスの向上を図るため、これら3施設を含めた合計5施設について、その設置及び管理並びに使用について条例を制定しようとするものであります。 主な内容としましては、施設の名称、位置、使用の許可、使用料等について規定するものであります。使用料につきましては、維持管理に必要な経費、年間利用可能日数等を基本とし、さらに既存の3施設については現行の使用料を勘案しつつ定めたものであります。 次に、議第14号富士宮市富士山天母湯条例制定について説明申し上げます。 本案は、市民の健康の増進及び地域観光の振興を図ることを目的として建設しております(仮称)清掃センター余熱利用施設が近々完成する運びとなりましたので、来る7月1日から市民等の利用に供するため、その設置及び管理並びに使用について条例を制定しようとするものであります。 主な内容といたしましては、施設の名称、位置、入場料等について規定するものであります。 名称につきましては、一般公募による選定結果等に基づき「富士宮市富士山天母の湯」とするものてあり、また入場料等につきましては、維持管理に必要な経費、年間利用可能日数等を基本として定めたものであります。 次に、議第15号(仮称)清掃センター余熱利用施設建設工事(建築工事)請負契約の変更について説明申し上げます。 本案は、平成9年8月臨時市議会で議決をいただいた(仮称)清掃センター余熱利用施設建設工事(建築工事)の請負契約金額を変更しようとするものであります。 本件工事については、隣接する清掃センターを建設する際に実施した地盤のボーリング調査の結果に基づき、基礎下コンクリートの深さ及び岩盤の掘削量を設計いたしましたが、工事に着手し、支持地盤が各基礎ごとに確定したこと等に伴い設計の変更が生じたため、契約金額3億8,325万円に479万6,400円を増額し、3億8,804万6,400円としようとするものであります。 次に、議第16号市道路線の認定について説明申し上げます。 本案は、県営担い手育成基盤整備事業により整備された道路、都市計画法の規定に基づく開発行為により新設され、市に管理が引き継がれた道路、開発行為に関連し寄附を受けた道路及び道路網の見直しによる道路について、道路法第8条第1項の規定に基づく市道路線として認定いたしたく、同条第2項の規定により市議会の議決をお願いするものであります。 次に、議第17号市道路線の廃止について説明申し上げます。 本案は、議第16号で説明申し上げました新たな認定路線のうち、開発行為に関連し寄附を受けた道路を認定することにより旧路線を廃止するもので、道路法第10条第1項の規定に基づく市道路線の廃止をいたしたく、同条第3項の規定により市議会の議決をお願いするものであります。 次に、議第18号富士宮市営団体営土地改良事業の経費の賦課の基準並びにその徴収の時期及び方法の決定について説明申し上げます。 本案は、北山地区の土地改良総合整備事業の平成10年度分の経費について受益者から賦課徴収するに当たり、富士宮市営土地改良事業の経費の賦課徴収に関する条例第2条第2項の規定により市議会の議決をお願いするものであります。 詳細につきましては、お手元の議案にて御理解をお願いいたします。 議第19号静岡県営土地改良事業の分担金の徴収の時期及び方法の決定について説明申し上げます。 本案は、県営土地改良事業による受益者分担金を徴収するに当たり、富士宮市土地改良事業分担金徴収条例第4条の規定により、その徴収の時期及び方法について市議会の議決をお願いするものであります。 本事業は、粟倉地区ほか2地区の農地保全整備事業、柚野田尻2期地区ほか1地区の農免農道整備事業等であり、これらの平成10年度事業分の分担金につき、その徴収の時期及び方法を定めようとするものであります。 詳細につきましては、お手元の議案にて御理解をお願いいたします。 次に、議第20号平成9年度富士宮市一般会計補正予算(第5号)について説明申し上げます。 今回の補正予算編成の基本的な考え方といたしましては、税収や国・県補助金、事業費の確定に伴う市債など収入の状況を十分把握するとともに事業の執行状況を見きわめ必要な措置を行うとともに、事業の進捗状況により年度内の完成が困難な事業につきましては繰越明許費の設定を行いました。 また、本補正予算の中では、特に1億円の予算計上をいたしてあります財政調整基金の取り崩しを行わないこととし、新たに2億円を積み立てることにいたしました。さらに、後年度負担が懸念される公債費において各銀行と協議を重ねた結果、9,447万8,000円の繰上償還を実施することといたしました。 その結果、今回の補正額は3,900万円の減額でありまして、現計予算額と合わせますと補正後の予算規模は333億1,100万円となるものであります。 補正の内容につきまして、まず歳入からその主なものについて説明申し上げます。 第1款市税は、3億8,400万円の追加であります。これは、市内企業の動向あるいは現在の収入状況を勘案し、法人市民税を4億9,300万円、特別土地保有税滞納繰越分を1,200万円それぞれ追加する一方、個人市民税を1億2,100万円減額したものであります。 第3款利子割交付金3,000万円、第4款地方消費税交付金1億200万円、第5款ゴルフ場利用税交付金600万円、第6款特別地方消費税交付金400万円及び第7款自動車取得税交付金5,300万円のそれぞれの減額は、県の予算対応を勘案しながら予測したものであります。 第10款分担金及び負担金2,063万2,000円の減額、第12款国庫支出金685万4,000円の追加、第13款県支出金4,032万5,000円の減額及び第19款市債9,430万円の減額は、事業の確定等による措置で、それぞれ歳出に関連した特定財源がほとんどであります。 特に市債につきましては、適債性を十分検討しながら措置したものであります。 第11款使用料及び手数料1,716万8,000円の減額は、各施設の利用者の動向や諸証明件数の見積もりから試算をしたものであります。 第14款財産収入は、1億3,428万円の減額であります。これは、市有土地売払代1億1,874万8,000円、市有林伐採木売払代2,058万1,000円のそれぞれの減額と土石採取料499万円の追加が主なものであります。 第15款寄附金113万1,000円の追加は、市内小泉・新井初枝様、中里東町・前田喜美子様、富士市中央町・斉藤明徳様、埼玉県蕨市・仙石マサエ様、北海道士別市・伊藤守様、上小泉区様、富士宮部品株式会社様、JA富士宮女性部様及び富士宮芙蓉ライオンズクラブ様からの社会福祉事業に対する御寄附であります。 第16款繰入金1億1,378万1,000円の減額は、平成8年度決算の精算に伴い老人保健特別会計繰入金を1,375万1,000円減額するとともに、財政収支の見通しにより財政調整基金からの繰り入れを取りやめたことに伴う1億円の減額が主なものであります。 第18款諸収入は、1億8,450万1,000円の追加であります。主なものといたしましては、長生園の入所者の確定に伴い老人福祉措置費納付金を605万4,000円減額する一方、市税及び税外延滞金を6,000万円、繰上償還により勤労者住宅建設資金融資預託金元利収入を7,500万円、平成8年度交付確定等に伴う精算金として過年度収入を930万3,000円、新たに財団法人日本宝くじ協会からの曽我橋橋りょう整備事業助成金を4,550万円計上したのが主なものであります。 次に、歳出について説明申し上げます。 第1款議会費は665万3,000円の減額でありまして、旅費を490万円減額したのが主なものであります。 第2款総務費は、1億3,817万9,000円の追加であります。この主なものといたしましては、一般管理費では新たな退職者があったため退職手当を2,588万1,000円追加いたしました。 文書広報費では、決算見込みにより「広報ふじのみや」の印刷費を840万円減額、財産管理費では市有林管理等委託料を555万8,000円、補助事業費の確定に伴い朝霧アリーナ整備工事費を3,460万円それぞれ減額いたしました。また、積立金では基金の運用期間などから利子積立金の調整を図りながら、歳入で申し上げました皆様の篤志を積み立てるべく予算措置をするとともに、新たに財政調整基金に2億円を追加いたしました。 次に、事業費の確定及び事業の見通しから地方拠点都市推進費では、富士宮駅北地区街並み・まちづくり総合支援事業実施設計などの委託料を2,356万6,000円減額、事務合理化推進費では財務会計システム導入技術支援料を300万円減額、交通安全対策費では淀師大中里線歩道新設事業において土地購入費を580万円減額いたしました。なお、用地交渉等事業の進捗状況から年度内の完成が困難となりました淀師大中里線歩道新設事業費3,494万7,000円につきましては、繰越明許費の設定を行いました。 諸費では、上井出区交付金を197万円追加いたしました。 第3款民生費は、2,840万5,000円の減額であります。これは、対象人員や措置費用等の確定に伴う各費目における扶助費の追加及び減額が主なものであります。特に、精神薄弱者福祉費の施設入所者保護措置費1,983万9,000円、身体障害者福祉費の施設措置費2,105万9,000円及び重度心身障害者医療費2,619万7,000円、児童措置費の私立保育所措置費1,713万3,000円のそれぞれの追加と児童手当費の児童手当特例給付878万円、児童措置費の他市施設委託措置費909万9,000円、生活保護総務費の医療扶助費4,360万円のそれぞれの減額が主なものであります。そのほか、国民健康保険費では国民健康保険事業特別会計への繰出金を2,203万9,000円、総合福祉会館建設推進費では、本年度事業の確定に伴い2,367万円をそれぞれ減額したのが主なものであります。 第4款衛生費は、2,737万円の減額であります。この主な内容といたしましては、事業費の確定見込みに伴い、保健衛生総務費では富士宮市芝川町厚生施設組合負担金を696万7,000円、環境衛生費では余熱利用施設建設工事費を1,144万7,000円、老人保健事業費では健康診査委託料を506万9,000円、総合健康診査委託料を494万7,000円それぞれ減額する一方、清掃総務費では市民からの要望が多い合併処理浄化槽設置整備事業補助金を1,123万6,000円追加いたしました。 第6款農林水産業費では、5,902万6,000円の減額であります。内容といたしましては、国・県補助金の内示・決定及び事業の確定・精算によるものがほとんどであります。 農業総務費では、県営事業負担金、土地改良区補助金等、全体として513万5,000円を追加、団体営土地改良事業費では土地改良総合整備事業北山地区工事費を4,809万円減額、林業振興費では森林整備事業委託料を402万7,000円追加する一方、防災対策森林整備事業委託料を188万5,000円、森林環境保全事業補助金を200万円それぞれ減額、林道事業費では林道改良等工事費を487万2,000円、土地購入費を260万円、物件移転等補償費を240万円それぞれ減額いたしました。 なお、用地交渉等事業の進捗状況から県単独林道開設事業角木沢富士線1,865万円につきましては、年度内の事業完了が困難なため繰越明許費の設定を行いました。 第7款商工費は、4,497万6,000円の追加であります。主なものといたしましては、観光費において富士山と歴史と文化の里づくり事業移転補償工事費を1,800万円減額する一方、市指定有形文化財である井出家高麗門及び長屋を井出潔様より御寄附賜りましたので、屋根の葺き替えのための修繕費を2,600万円追加、国民休暇村関連事業として田貫湖周辺の地下水調査委託料を600万円、日本宝くじ協会から全額助成を得て整備する曽我橋橋りょう工事費を4,550万円それぞれ計上いたしました。 第8款土木費は、1億1,864万2,000円の減額であります。これは、事業費の確定及び事業の執行状況による追加あるいは減額が主なものであります。 道路維持費では、土地購入費を848万5,000円、物件移転等補償費を350万円それぞれ減額、道路新設改良費では、土地購入費を2,000万円、県道工事負担金を2,190万円それぞれ減額、河川維持改良費では、河川改修工事費を1,920万円、土地購入費を420万円、物件移転等補償費を380万円それぞれ減額する一方、寺地堀改修工事に伴うJR東海への負担金を1,500万円追加、滝沢川改修事業費では、工事費を1,426万円減額いたしました。 都市計画総務費では、黒田出水線及び二又宮原線都市計画変更図書作成委託料480万円、都市計画基礎調査委託料を413万5,000円それぞれ減額、街路事業費では、阿幸地青見線ほか改良工事費を1,296万1,000円減額する一方、県単都市計画街路整備事業負担金を3,240万円追加、第二東名自動車道推進費では、第二東名関連(仮称)石の宮橋新設工事負担金を1,800万円減額、住宅建設費では、市営白尾住宅建替工事費を2,640万円減額いたしました。 なお、用地交渉、国道工事の関係など事業の進捗状況から年度内の完成が困難となりました国道139号4車線化に伴う市道取付事業2,780万円、市営白尾住宅建てかえに伴う進入路改良事業330万5,000円、田中阿幸地線道路改良事業1億1,570万円、阿幸地青見線道路改良事業540万円につきましては、繰越明許費の設定を行いました。 第3款消防費は、4,212万円の減額であります。これは、非常備消防費では、人数の確定に伴い消防団員退職報償金を382万円減額、消防施設費では消防団第10分団詰所建設工事費を2,180万円減額、防災費では耐震性防火水槽設置工事費を1,150万円減額いたしました。 なお、用地交渉等事業の進捗状況から年度内の完成が困難となりました中央消防署建設事業3,730万円につきましては、繰越明許費の設定を行いました。 第10款教育費は、5,723万円の減額であります。内容といたしましては、義務教育振興費の71万2,000円と小学校費及び中学校費の教育振興費における扶助費119万5,000円のそれぞれの減額は、対象人員が確定したものであります。 また、事業費の確定に伴い、小学校費の学校管理費では校舎等営繕工事費を585万円、学校建設費では富士根北小学校粟倉分校プールほか施設改修工事費を1,261万円、中学校の学校建設費では富士根北中学校増改築ほか施設改修工事費を1,008万5,000円それぞれ減額いたしました。 社会教育総務費251万円、青少年育成費139万1,000円、文化振興費179万4,000円、公民館費185万2,000円、埋蔵文化財発掘調査費272万円及び多目的広場建設事業費2,156万9,000円のそれぞれの減額は、事業費の決定あるいは年間の見通しによる措置であります。 第12款公債費は、8,798万1,000円の追加であります。これは、市債の繰上償還に対する元金9,447万8,000円の追加が主なものであります。 第13款諸支出金540万円の追加は、公共用地等取得費の追加であります。 第14款予備費には、財源保留措置として2,400万円を追加いたしました。 以上が本補正予算の大要であります。 次に、議第21号平成9年度富士宮市北山財産区特別会計補正予算(第1号)について説明申し上げます。 今回の補正額は2,157万6,000円の追加でありまして、補正後の予算規模は2,807万6,000円となるものであります。 まず、歳入から説明申し上げます。 第1款財産収入2,138万5,000円の追加は、基金利子33万3,000円の追加と株式会社エッチ・ケー・エスへの土地売払収入2,105万2,000円の計上であります。 第3款繰越金19万1,000円の追加は、平成8年度決算の確定に伴うものであります。 次に、歳出について説明申し上げます。 第1款総務費1,660万円の追加は、北山区の財産管理経費の基金積立金であります。 第2款予備費は、497万6,000円を追加し、調整いたしました。 以上が本補正予算の大要であります。 次に、議第22号平成9年度富士宮市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について説明申し上げます。 今回の補正額は2億3,203万5,000円の減額でありまして、補正後の予算規模は68億4,329万1,000円となるものであります。 まず、歳入について説明申し上げます。 第3款国庫支出金1億5,467万2,000円の減額は、一般被保険者療養給付費等の医療費の見込み及び老人保健概算医療費拠出金の確定に伴う1億6,508万6,000円の減額と平成8年度療養給付費等負担金の精算による1,026万3,000円の追加が主なものであります。 第4款療養給付費等交付金5,688万6,000円の減額は、退職被保険者療養給付費等の医療費の見込みに伴うものであります。 第7款財産収入17万8,000円の減額は、保険給付等支払準備基金積立金の利子であります。 第8款繰入金2,203万9,000円の減額は、繰り出し基準が定まっております保険基盤安定繰入金を18万2,000円、出産育児一時金繰入金を700万円、財政安定化支援事業繰入金を2,039万円それぞれ減額、職員給与費等繰入金を553万3,000円追加したものであります。 第10款諸収入174万円の追加は、第三者納付金の追加であります。 次に、歳出でありますが、第1款総務費272万5,000円の追加は、保険者事務共同処理業務委託料72万5,000円と電算機使用料180万円の追加が主なものであります。 第2款保険給付費3億9,907万円の減額は、現在までの医療費等の状況と過去の実績を考慮しながら再推計を行い、一般被保険者に係る療養給付費2億8,843万8,000円、療養費357万円、高額療養費3,880万3,000円、退職被保険者等に係る療養給付費3,559万5,000円、高額療養費2,316万4,000円と出産育児一時金1,050万円をそれぞれ減額したのが主なものであります。 第3款老人保健拠出金1億876万5,000円の減額は、本年度分の概算医療費等の確定による老人保健医療費拠出金1億781万5,000円、老人保健事業費拠出金88万9,000円、老人保健事務費拠出金6万1,000円をそれぞれ減額したものであります。 第6款基金積立金9,982万2,000円の追加は、保険給付等支払準備基金積立金の追加であります。 第8款諸支出金1億1,987万3,000円の追加は、普通調整交付金超過交付に伴う返還金であります。 第9款予備費には5,338万円を追加し、調整いたしました。 以上が本補正予算の大要であります。 次に、議第23号平成9年度富士宮市上井出区財産区特別会計補正予算(第1号)について説明申し上げます。 今回の補正額は10万円の追加でありまして、補正後の予算規模は900万円となるものであります。 補正の内容でありますが、歳入におきましては、第1款財産収入に土地貸付料の改定に伴い土地貸付収入を4万1,000円、基金利子を20万円それぞれ追加する一方、平成8年度決算の確定に伴い、第3款繰越金を14万1,000円減額いたしました。 また、歳出におきましては、第3款予備費に10万円を追加し、調整いたしました。 以上が本補正予算の大要であります。 次に、議第24号平成9年度富士宮市土地取得特別会計補正予算(第1号)について説明申し上げます。 今回の補正額は1億1,318万5,000円の減額でありまして、補正後の予算規模は1億2,321万5,000円となるものであります。 内容といたしましては、まず歳入でありますが、第1款財産収入8,480万6,000円の減額は、保有する事業用地及び事業用代替地の土地売り払い収入を8,486万3,000円減額し、土地開発基金から生ずる基金利子を5万7,000円追加するものであります。 第2款繰入金9,000万円の減額は、土地開発基金からの繰り入れを取りやめるものであります。 第3款繰越金6,456万9,000円の追加は、平成8年度決算の確定に伴うものであります。 第4款諸収入294万8,000円の減額は、土地貸付料の283万8,000円を減額したものが主なものであります。 次に、歳出でありますが、第1款用地取得費1億1,168万1,000円の減額は、事業用地及び事業用代替地の取得状況を勘案しながら、土地媒介手数料125万円、測量及び土地鑑定150万円、土地購入費1億7,743万1,000円及び物件移転等補償費150万円をそれぞれ減額する一方、土地開発基金への繰出金7,000万円の追加であります。 第2款公債費は、収支状況の見込みから一時借入金の利子を150万4,000円減額するものであります。 以上が本補正予算の大要であります。 次に、議第25号平成9年度富士宮市猪之頭区財産区特別会計補正予算(第1号)について説明申し上げます。 今回の補正額は50万円の追加でありまして、補正後の予算規模は590万円となるものであります。 まず、歳入から説明申し上げます。 第1款県支出金10万円の減額は、県の補助を受けて実施する予定でありました枝打ち事業を実施しないこととしたための減額であります。 第2款財産収入9万5,000円の追加でありますが、これは土地貸付収入7万円の追加と基金利子2万5,000円の追加であります。 第4款繰越金51万1,000円の追加は、平成8年度決算の確定に伴うものであります。 第5款諸収入6,000円の減額は、歳計現金の運用による預金利子の減であります。 次に、歳出について説明申し上げます。 第1款総務費91万3,000円の減額は、一般経常経費2万5,000円の減額と財産管理経費88万8,000円の減額であります。 第2款積立金には、140万円を追加いたしました。 第4款予備費には1万3,000円を追加し、調整いたしました。 以上が本補正予算の大要であります。 次に、議第26号平成9年度富士宮市老人保健特別会計補正予算(第1号)について説明申し上げます。 今回の補正額は9,990万円の減額でありまして、補正後の予算規模は70億3,280万円となるものであります。 まず、歳入について説明申し上げます。 第1款支払基金交付金7,954万6,000円、第2款国庫支出金2,367万4,000円、第3款県支出金1,057万2,000円の減額は、平成8年度の医療費の確定に伴う精算及び歳出の医療費の減額補正に伴う措置であります。 第5款繰越金453万5,000円の追加は、平成8年度決算の確定に伴うものであります。 第6款諸収入935万7,000円の追加は、預金利子、第三者納付金、返納金であります。 次に、歳出について説明申し上げます。 第1款医療諸費8,793万6,000円の減額は、医療費の動向をもとに再推計したものであります。 第2款諸支出金1,196万4,000円の減額は、平成8年度医療費確定に伴う県負担金の返還金178万6,000円の追加と一般会計への繰出金1,375万円の減額であります。 以上が本補正予算の大要であります。 次に、議第27号平成9年度富士宮市下水道事業特別会計補正予算(第4号)について説明申し上げます。 今回の補正額は742万1,000円の追加でありまして、補正後の予算規模は38億9,470万1,000円となるものであります。 今回の補正の主なものといたしましては、国庫補助事業であります工事国債による大岩1号幹線、黒田1号幹線枝線管路新設事業1億660万円につきまして債務負担行為の設定を行うとともに、星山浄化センター水処理施設増設事業2,100万円につきまして年度内の完成が困難となったため繰越明許費の設定を行うものであります。 まず、歳入について説明申し上げます。 第2款使用料及び手数料813万円の追加は、水洗化件数が当初の見込みよりおおよそ500件増加する見込みであることによる増収分であります。 第4款財産収入70万9,000円の減額は、星山浄化センター用地内の線架下用地地役権設定契約が東京電力株式会社との間で年度内に締結できないことによる措置であります。 次に、歳出について説明申し上げます。 第1款下水道事業費は、378万1,000円の減額であります。 内容といたしましては、総務管理費は下水道使用料徴収等事務委託料に84万5,000円追加するとともに、星山浄化センター用地内の線架下用地地役権設定に伴う国庫返還金42万6,000円を減額いたしました。 公共事業費は、幹線管渠布設等工事費500万円の減額が主なものであります。 単独事業費では、工事請負費120万円の追加と鉄蓋購入費120万円の減額であります。 第2款公債費459万7,000円の減額は、市債の借入利率及び借入日の確定による措置であります。 第3款予備費は1,579万9,000円を追加し、調整いたしました。 以上が本補正予算の大要であります。 次に、議第28号平成9年度富士宮市根原区財産区特別会計補正予算(第1号)について説明申し上げます。 今回の補正額は47万円の追加でありまして、補正後の予算規模は2,717万円となるものであります。 補正の内容でありますが、歳入におきまして第1款の財産収入に土地貸付収入6万7,000円を追加し、平成8年度決算の確定に伴い第2款繰越金に38万4,000円を追加、第3款諸収入に歳計現金の運用による預金利子1万5,000円、過年度分土地貸付収入4,000円を追加いたしました。 また、歳出におきまして第1款総務費に土地貸付収入増に伴う入会権取得分を4万7,000円追加するとともに、第2款予備費には42万3,000円を追加し調整いたしました。 以上が本補正予算の大要であります。 次に、議第29号平成9年度富士宮市水道事業会計補正予算(第4号)について説明申し上げます。 今回の補正予算は、現在の収入実績を踏まえて営業収益などの見直しをするとともに各事業の執行状況から補正をするものであります。 まず、3条予算の収入から説明申し上げます。 第1項営業収益のうち第1目上水道給水収益4,500万円の減額、第2目上井出・猪之頭簡易水道給水収益300万円の減額、第3目白糸簡易水道給水収益100万円の減額は、おのおの年間給水料等を見込んだ措置であります。また、第5目その他の営業収益は、設計審査手数料等の増により606万5,000円の追加をいたしました。 第2項営業外収益のうち第2目受取利息及び配当金は資金運用等に伴う預金利息290万円の増額、第3目雑収益800万円の減額はメーター購入単価が低廉であったことによる発生品組み替え益の減によるものであります。また、第4目消費税還付金28万9,000円の減額は、当年度分消費税の確定予測に伴うものであります。 第3項特別利益、第1目固定資産売却益7万4,000円は、土地売却に伴う特別利益であります。 次に、支出でありますが、第1項営業費用は5,990万5,000円の減額であります。 この内容といたしましては、第1目原水及び浄水費1,185万円の減額、第2目配水及び給水費2,015万5,000円の減額、第3目上井出・猪之頭簡易水道費88万5,000円の減額、第4目白糸簡易水道費77万1,000円の減額、第6目総係費76万円の減額は、それぞれ維持管理経費の確定及び年間見通し等に伴う減額であります。また、第7目減価償却費1,744万円の減額は、建物減価償却費43万円の減額、構築物減価償却費1,420万円の減額、機械及び装置減価償却費271万円の減額が主なものであり、第8目資産減耗費800万円の減額は、固定資産除却費であります。 第2項営業外費用のうち第2目雑支出100万円の減額は、過年度分水道料金還付金の減額であります。また、第3目消費税300万円の追加は、当年度分消費税の確定予測によるものです。 以上、補正後の収益的収入額は16億2,143万5,000円、収益的支出額は15億287万2,000円となるものであります。 次に、4条予算について説明申し上げます。 まず、収入の第1項企業債2,280万円の減額は、北山工業団地上水道整備事業費の確定に伴うものであります。 第2項固定資産売却代金488万2,000円の追加は、土地売却によるものです。 第3項工事負担金4,400万円の減額、第5項加入金600万円の追加は、実績見込みによるものです。 第6項県補助金750万円は、地震対策に伴う県からの補助金であります。 次に、支出でありますが、第1目建設改良費1億6,390万円の減額は、事業費の確定に伴う工事費1億5,420万円の減額が主なものであります。 この結果、補正後の資本的収入額は、6億1,667万9,000円、資本的支出額は15億2,604万9,000円となり、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額9億937万円は、当年度分損益勘定留保資金、建設改良積立金及び減債積立金で補てんしようとするものであります。 以上が本補正予算の大要であります。 次に、議第30号平成9年度富士宮市病院事業会計補正予算(第2号)について説明申し上げます。 今回の補正は、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の補正であります。 まず、第3条収益的収入から説明いたします。 収益的収入は、第1款病院事業収益に1,355万3,000円を追加いたしました。 この内容といたしまして、まず、第1項医業収益、第3目その他医業収益に1,159万4,000円を追加いたしましたが、これは健康診断等の収入の増加によるものであります。 次に、第2項医業外収益は、195万9,000円を追加いたしました。これは、第1目受取利息及び配当金127万1,000円が主なものであります。 次に、収益的支出について説明いたします。 収益的支出は、第1款病院事業費用、第1項医業費用を7,772万8,000円減額いたしました。この内容といたしまして、第2目材料費の1,738万円の減額は、薬品費の減額などによるものであります。 次に、第3目経費2,602万7,000円の減額は、業務の見直しによる医療用品借上料などの賃借料の減額が主なものであります。 次に、第4目減価償却費3,677万6,000円の減額は、平成8年度中に導入した医療機器の耐用年数が見込みより長期であったことなどによるものであります。 また、第5目資産減耗費245万5,000円の追加は、老朽医療器械備品の更新に当たり既存器械備品を除却するために増額するものであります。 以上が本補正予算の大要であります。 以上、一括して説明申し上げました30議案につきまして、よろしく御審議の上、御決定をお願いいたします。 なお、1カ所読み違いがあったようでございますので、訂正をさせていただきます。 一般会計補正予算の中の「第9款」消防費のところを「第3款」と読み違えたようでございますので、訂正をさせていただきます。ではよろしくお願い申し上げます。 ○議長(赤池賢治議員) 当局からの説明は終わりました。 これら30件に対する質疑は、次回に行うことといたします。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 お諮りいたします。明2月26日は議案研究のため休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(赤池賢治議員) 御異議なしと認めます。よって、明2月26日は休会することに決しました。 来る2月27日は午前9時から本会議を開き、議案の審議を行ってまいりますので、よろしくお願いいたします。 本日はこれにて散会いたします。大変御苦労さまでございました。                                     午前11時15分散会...